【2021年7月最新】特許権侵害!事例ニュースをわかりやすく弁理士が解説
ファストファッションでおなじみのジーユー(GU)。安価な価格帯と幅広いカラーバリエーション、ベーシックなデザインなどが支持され、老若男女を問わず高い人気を集めています。
ファストファッションでおなじみのジーユー(GU)。安価な価格帯と幅広いカラーバリエーション、ベーシックなデザインなどが支持され、老若男女を問わず高い人気を集めています。
発明を保護し、技術の利用を促進し、産業をより発展させていくことを目的に付与される特許権。企業で特許権を取得すると、自社で発明した技術を独占できたり、ライセンス使用料を得られたり、自社の技術力や商品価値の高さをアピールできたりと、さまざまなメリットを享受できます。
古くはファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、ゲームボーイ、プレイステーション、そして最新のNintendo Switch──1970年代にテレビゲームが登場して以来、ゲーム機本体とゲームソフトの技術は絶えず進化してきました。
あなたは、日本の企業が年間で何件くらい特許を出願しているか知っていますか? 正解は、年間約26万件です。2017年現在、日本国内の企業は約382万社、うち大企業が1万1000社、中小企業が380万9000社であるといわれています。
発明を保護し、産業の発展に寄与することを目的につくられた特許権は、規模の大小を問わずさまざまな企業が事業を展開していくうえで欠かせない権利です。
テレビコマーシャルやインターネット上のWeb広告などでよく見かける、「特許出願中」「特許取得済み」のコピー。技術力が高く、資本の大きな企業ほど多くの特許を持っているというイメージを持っている方も少なくないでしょう。